美容室に何を買いに行く?美容室で何を売る?【美容室】
こんにちは、moon代表の兵頭です。
いきなりですが美容室って何を買いに行きますか?
見方を変えて、美容師さんは何の対価として売ってますか?
これって、僕の中でとっても難しい問題なんです。
美容室側もその対価はサロンによって違うでしょうし。
お客様側も人によって求めるものが違うでしょうし。
まぁ、そんな事を議題に出すことがナンセンスなのでしょうが・・・
そんな、ナンセンスなお話し今日はしたい気分なんです。
しばし僕の気分にお付き合いくださいませ。
僕の考え方で書きます。
moonは、スタッフを売ってます。
もう少し詳しく書きますと美容室業務においてのスタッフを拘束する時間を売ってます。
基本スタイリストによるカットが時間のベースになってくるのですがmoonでは30分。
カットで30分ですので30分刻みのご予約を取らせて頂いております。
要するに30分でカットが終わらないとお客様をお待たせしてしまうという事です。
うちのスタイリストのカットは30分¥4500。
その時間より早くなろうが遅くなろうが¥4500です。
時間と価格の関係で言いますと早ければ技術価値が上がりますし遅ければ技術価値が下がります。
※丁寧な技術・接客を前提に
っと。
こう言った美容室側の事ばかり書くと、どうしてもギスギスしがちですので少し目線をを変えます・・・。
まず、お客様はどの様な気持ちで美容室に来ていただいているかを考えていこうと思います。
お客様は美容室に基本的には苦手。
行きたくないわけではないが面倒くさい。
行かなきゃスタイルが保てないから行く。
もしくは、早く終わるのであれば早く終わりたい。
と思ってる方が大半だと僕は考えています。
何度通っても緊張するでしょうし。
僕にも食欲をオシャレが上回る時代もありましたが、基本人間は三大欲以外面倒だと思うと思うんです。
でもそんな気持ちの中・・・
行くならこの美容室が良い。
カットしてもらうのはこの人が良い。
シャンプーはこの人が良い。
お話しするならこの人が良い。
その様に、マイナスからどれだけのプラスを拾って美容室を選んでご来店頂いているか。
まず、そこに気付いてあげる事が重要なのではないかと思っているわけです。
お客様が美容室に費やす時間ってそれだけ大切なんです。
苦手意識のマイナスからわざわざプラスを沢山拾って来て頂いているんです。
勿論プラスになってご来店される方もいらっしゃれば、中にはプラスにならずマイナスのまま美容室にこられる方もいます。
でもそれは悪い事ではないんです。
誤解を恐れず言うのであれば歯医者さんと一緒です。
まぁ、美容室の場合ファッションも入るので全くではないですが。
1・意識高くホワイトニングするぞー!綺麗な歯になってもっと綺麗になるぞー。
2・定期的に虫歯にならない様に歯医者に行かなきゃ。
3・なんか、歯がいたいなぁ。歯医者行かなきゃなぁ。
殆どの人が3番でしょ?
僕は間違いなく3番です。
たまに気分で2番の気分の時ありますが基本3番。
そうやって無意識に色々心の準備をして来て頂けると思うと、そんな大切なお時間無駄に出来ないって思うわけですよ。
うちの美容室でゆっくり過ごすくらいなら一分一秒早く終わらせてコーヒーでも飲みに行った方がどれだけゆっくりできるか。
この様に、お客様側に立って冷静に美容室を常に見ていないと必ず歪が出てくると思うのです。
で、それが分かってての動きや言葉が自然と必要とされているサービスに繋がっていくのではないかと考えています。
その様に美容室はスタッフをどんどん熟練させより良いサービスを提供する事が重要なのではないかと・・・。
さて、話は最初に戻ります。
美容師の売るのもの。
時間です。
ただ時間と言っても大切なのはどんな美容師がどんな時間を売るのか。
これですよね。
もしかすると何年後かには違う事言ってるかもしれませんが。
これからのスタッフの成長が楽しみです。
ではまた。
美容室moon
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武蔵小杉 新丸子